No．２ 源造は原作では名字が出ていなくて、最新版のアニメで小林と名字を与えられたので しょうか!?　 それとも水城冴子のように後に小林の名字を源造も与えられたのですか？ 教えて下さい。 真由美さん
	え～と、わたしの苗字についてですが、原作の中に出てこな いのは、誰もわたしを 苗字で呼ぶ人がいないからで、いわば チャンスが無かったと言いますか…。 ただアニメや舞台やＴＶドラマになったとき、台本の配役表には ちゃんと苗字付きのフルネームを載せていただきました。 ですから実際には２０年以上前から苗字は表に出ていたわけで す。残念ながら読者の皆さんが、それらの台本を目にする機会が なかっただけで。 ですが、現実の舞台や撮影中では、呼ばれるときはやはり「源造」か「源造さん」で、誰も わたしの苗字を気にする方はいらっしゃいませんでした。 速水さんの水城秘書さんも同じで、前にわたしに「いったいいつになったら“冴子”という名前 が出てくるの？！」とぼやいておいででした。 わたしは、「誰もそう呼ぶ立場の方が登場しないからですよ」。 そして、「それが脇役の宿命です」と、お答えいたしました。
	No．１ 源造さんに質問です。 日頃、月影先生のお世話をしているようですが、梅の谷で月影先生と一緒に素晴らしい演技を披露しましたよね。 今も先生と一緒に演劇の稽古を続けているのだと思われました。 かなりの演じ手とみえますが、プロの役者として舞台に立つことはないのでしょうか？ もったいないと思います。 柚森さん
	お褒めにあずかり恐縮です。 ありがとうございます。 ですが舞台に立とうなど今は考えておりません。 月影先生のお側にいて先生のお役に立てることだけが、わたしの生き甲斐です。 はからずも梅の谷で先生の相手役・一真を演じられたことは わたしの生涯の宝となりました。 それだけでもう十分です。